リクルーターズ株式会社は、2008年9月9日に法人として登記されて、翌年2009年1月、有料職業紹介の許認可を取得。正式に営業活動を開始しました。舛添要一氏がまだ自民党政権で厚生労働大臣をしていたころです。リクルーターズのファーストプレ-スメントは、それから1カ月後の2月中旬、思いのほか早く実現しました。外資のとある部長求人でした。今日はその時の話を思い返し、少し書いてみたいと思います。
2008年暮れの金融ショックの影響もあり、求人案件は急速に市場から消えていく中、新しい人材紹介会社として、リクルーターズはサービスを開始しました。
サーチ契約書もゼロから結んでいかなければならず、契約条件の交渉等、ビジネス環境がそれなりに厳しい環境の中、新しい人材紹介会社にはそれなりの苦労が伴いました。特に小さな人材紹介会社にとって、返金条項は鬼門です。私は以前から、返金条項をことさら求めてこないお客さんと仕事をしてきましたから、今回もそれを貫くことにしました。
エージェントがあふれるほど存在する今のマーケットでは、一見すべての条件が求人企業に有利に働くようでもあり、やりにくさはあります。一方、すでに成功報酬という、大きなポイントで譲歩している限り、3ヶ月を超える期間にわたり保証をつけること、ましてサービスを無価値化させてしまうような、多額の返金条項をつけることは、私は人材紹介業をプロフェショナルな仕事でなくさせてしまうほどのインパクトがあることを知っていますので、そのような契約条件にまで譲歩して仕事をすることには反対の立場です。
このためリクルーターズのお客さんは、そのほとんどが返金条項をつけることなく、仕事をさせてくださっています。もちろん、その担保は信頼であり、もっと具体的に言うと、プロセス管理をしっかりやること、深いコミュニケーションをとり、リスク管理に徹すること。
不利な契約条件に嘆く前に、人材紹介会社が提供するサービスの質を高めることができれば、わかってくださるお客さんはまだまだたくさんあります。30~35%というフィーが高いのか安いのか、その議論は別物でしょうが、返金条項については、人材紹介会社はもっとこだわり、プロフェショナルファームとして経営する道をとるべきだというのが、私の持論です。
リクルーターズは、そうした信念のもと、幸いにも営業開始をしてから1ヶ月のちに、フィーでいえば500万円クラスの大型案件を受注できました。立派なビジネスマン、求人企業とのご縁でした。もちろん返金条項はなく、保証期間も無事終。お支払いも期日通り頂けました。いいお仕事を下さった人事部長さん、そして優秀なビジネスマンの方に感謝/感謝です。
リクルーターズ株式会社は小さな人材紹介会社ですが、幸いお客さんに恵まれていると思います。今後も、「話せばわかる」お客さんの求人案件に取り組み、その結果、良質な求人企業をビジネスマンの方々にご紹介できるよう、頑張りたいと思います。
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