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小松 俊明小松 俊明

1967年生まれ
外資系ヘッドハンター

外資系管理職の転職支援を10年。 専門は製造業、消費財等。不利な条件の方でも粘り強くサポート。

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エージェントとの付き合い方 > お客さんだけを見て仕事をする

リクルーターズという、新しい看板で人材紹介の仕事を始めてから1年と4カ月がたちます。これは私、小松俊明の個人事務所です。それ以前は、長年、外資系の人材紹介会社に勤め、マネジメントおよび人材コンサルタントとして、人材紹介の仕事と向きあってきました。

基本的に今も昔も採用支援、転職支援をやっているわけですが、以前と大きく違うことは、今のほうがお客さんである求人企業と候補者の双方と「本当に向き合っている」気がすることです。

無駄な会議や報告にかける時間が今ではゼロですから、私の仕事にかけるべき全ての時間を「お客さんのために」使っています。サービス業をなりわいとしている身としては、これほど気持ちが晴れることはありません。ほぼストレスゼロで仕事をしています。【これ、本当です。】

今の自分には時間があるため、候補者の方への面談準備、そして面談そのものにも十分な時間とエネルギーをかけられます。応募手続きにともなう、書類の手直しや候補者提案、そして面接対策にも時間をかけられます。もちろん求人企業の人事部長さんにも、詳細の報告ができますし、たくさん話もしています。その結果、一人一人のお客さんとの人間関係を大切にできている気がしています。

プレースメントはこんなご時世でも、今も昔も決まるときは決まるものであり、以前よりも自分のサービスの質が格段に向上したせいでしょうか、一つのプレースメントから得られる満足度が格段にアップしました。これは自分にとって大きな革命です。

一つの例として、候補者の方が書類選考や面接で残念ながらNGになっても、「いいサービスをしてくれてありがとう。これからもよろしく」と声をかけてもらえることが増えました。つまり自分のサービスを評価してもらえることが増えたような気がするのです。これはとてもうれしいことです。

自分で言うのもなんですが、本当に必要なことに時間をかけ、熱心に転職支援、採用支援の仕事にまっすぐ打ちこめている気がします。転職エージェントの仕事は、愚直にお客さんのことだけを考えていればいいんだという、その基本中の基本を、ようやくわかってきたような気がするのです。

以前もそれなりに頑張っていましたし、売上の数字もトップ5に入っていました。サービスにもこだわっていました。職場では後輩たちが着実に育ち、毎日は楽しかったことのほうが多かったように思います。

ただ一定規模の外資系の人材紹介会社に勤めていたこと、外国人マネジメントの中で一人日本人のマネジャーをしていた時期が長かったこともあってでしょうが、社内の外国人、とくに外国人幹部とのやりとりには多くのストレスを感じていました。

何度説明してもわかってもらえないことは多かったですし、保身に走る人、いい加減な人、人材ビジネスに理解がない人など、残念ながら、僕が働いていた会社は経営者に恵まれず、最終的には大きな赤字を抱えたまま日本撤退となりました。

あのころの自分と比べて、今の自分は本当に穏やかになり、日々の生活や、家族との週末、そして毎日家に帰ってからの家族との時間が充実しています。

お金のことも、個人事務所の運営には特に大きな出費が日々あるわけでもないことを考えると、質の高い仕事をすることに打ち込める今の環境に一歩踏み出したことは、自分としても本当に正解だったと思っています。

将来不安は様々な理由で誰しも感じているでしょうが、日本は総中流社会からすでに脱却しており、以前のようなサラリーマン天国でもなくなりました。そのことを日々実感しています。

トップコンサルタントを目指して、売り上げだけを追っていたころと比べて、今の生活は一転しました。

「お客さんだけ見て仕事をする」

本当にこれが全てです。このおかげで日々充実しており、その結果、人事部長さんたちとも公私にわたり、とてもいい関係を築けるようになった気がしています。これは好循環だと思っています。

以前よりも、人事部長さんたちとのプライベートのお付き合いがとても増えたのも、こうした自分自身の変化によるものだと、今になって思っています。売上ばかりおって、お客さんを十分見れていないコンサルタントに対し、人事部長が違和感を感じているということが、最近よくわかりました。

「これからはお客さんだけを見て仕事をしたい」

以前いた会社をやめるときに、この一点で、「これからは自分一人でやろう」と迷わずに決断できました。他の会社に転職しようとは、まったく思いませんでした。自分がこれから生きる道がはっきりと見えた気がしたからです。

これからも、質の高い仕事にこだわって、お客さんだけを見てプロの仕事に挑戦していきたいと思います。今、自分の事務所を構えてみて、この選択は正しかったと思っています。
 

sp

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